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今回は青森県八戸校の奥田倫明さんに梅崎健理校長がお話をうかがいました。

地域にIT人材をどんどん育成していきたい

DX学校参画はコロナがきっかけ

梅崎健理DX学校校長 今日「八戸校」の奥田さんに、話を聞いてみたいと思います。
DX学校八戸校奥田倫明 有限会社中央ローカルステーションの奥田倫明と申します。弊社は、39年間、新聞販売店をしています。
去年(2020年)に新型コロナウイルス感染症の感染拡大がきた時に、新聞販売店の大きな収入源である折込広告収入がガッガッと減って利益がガタッと落ちたんです。その段階で、ちょっとまずいなと思ったんです。
その段階で、色々考えて、「『IT導入』による自分の店の業務の効率化と、新規事業が必要だ」ということでIT導入に踏み切りました。

梅崎 実際に、DX学校で受講してみて、どうなりましたか?
奥田 今でも、新聞業界ってほとんどまだ「訪問集金」ばかりなんですけど、青森県で初めて「訪問集金」をゼロにすることに成功しました。

DX学校履修に劇的な効果

梅崎 今度、奥田さんが周りに対して教えていくということになったんですが、それはどういう考えだったか、お聞かせいただけますか?
奥田 新聞の配達というのはやはり、1日たりとも止めることができません。ですから社内に感染が起きた時に事業所自体を閉鎖しなくていいように「テレワーク環境」を構築できました。これにはリスクの回避っていう劇的な効果がありました。これって「絶対やったらいいじゃん」って話じゃないですか。であれば、周りの方々にもお勧めしたい。地域の中小企業、特にまだIT導入が漠然と分からずに、二の足を踏んでいる方々にお勧めしたいな、という気持ちが強くありました。

梅崎 はじめてみて、手応えはいかがですか?
奥田 DX学校の講師をはじめて、新聞社ホールを使わせてもらったり、商工会議所さんと協力をして中小企業が使える補助金のセミナーを行ったり。そういったことが、新聞に取り上げられて、講演のご依頼いただくなど、幅広い方々と、ご縁を持つことができましたので非常に有意義に感じています。

DX学校の講義には技術の話は、なし

梅崎 DX学校の事業をはじめようとする上で何か、他に比較をしたりしましたか?
奥田 実は、いろいろなところを調べてみたりもしました。「中小企業のIT導入」っていうような冠を持ったセミナーというのは、どこに行っても「技術」の話しか、しません。「こういう技術を使ってこういうことができる」みたいなお話が非常に多いんですけれど、DX学校は「テクノロジーというのはどんどんどんどん、日々変わっていくから、その新しい情報をキャッチするための「人」側の心構え」に重点をおいていたり、「中小企業がIT導入をする上でどういう事に気をつけたらいいのか? そもそも、DX、デジタル・トランスフォーメーションとは経営方針の話なんだよ」というところ強調されていたりするところが非常にストンと腹に落ちました。

DX学校の運営は地域密着で

梅崎 うれしいですね!ありがとうございます。
奥田 他のセミナーは、「目の前のお金を稼ぐ」っていうことに関しての「技術」を前面に出すところ多かったです。例えば、「SEO対策をしたら、これだけ儲かりますよ」。でも「それって根本的な解決をしているのか」と疑問なところが多かったです。実際、「SEO対策」に限らず、どんなテクノロジーでも「誰が、何を使うか」だと思います。
「私は、こういう業種だから、これを使おう」「選ぶための基準」「選ぶ『目』」っていうのが必要なんじゃないか。「どれだけ荒稼ぎ できる『技術』かどうか」よりも「どれを選んでいくか」ってことの方が大事に思えます。
結局のところ、地域密着ですね。新聞販売店は、完全テリトリー制なので、うちの会社も約40年この地域の人々に支えられてきてやってきた土台があります。この土台と全く関係ない荒稼ぎをしたところで、会社の将来のビジョンっていうのが全く描けなかったわけです。「この地域の人たちが必要とするもの」「地域の人たちが困っていること」を需要として捉えて、そこをキャッチしていく。それでビジネスをつくっていくことで会社のビジョンが描けるな、と感じています。

梅崎 地域に「テレワークしたい」ニーズは多いですか?
奥田 実は、地域差があるんですよ。青森県に関しては、コロナ第一波のときは、ほとんど感染者が出てないんです。デルタ株になってから「この八戸の地域の企業は、感染対策をしても止められない危険がある」とはじめて知って、今になって、「テレワーク、必要だよね」っていう議論が、各地で起こっています。
都市部では、もう1年前の話ですけど、地方ではテレワークのニーズは、これから始まるものだと思っています。

DX学校は地域密着企業に向いている

梅崎 DX学校の加盟は、どのような人に向いていますか?
奥田 地域密着企業の方に適していると感じています。もともと地域に密着したお仕事をされていて、その「地域を盛り上げたい」という方。地域が盛り上がるためには、デジタル・ITの力っていうのは、必要な時代です。
「地域を盛り上げたい」「地域を元気にしたい」そして「地域密着企業としてやっているその本業にも相乗効果をもたらしたい」という方に私は、お勧めしたいと思います。

私発信で地域にIT人材をどんどん育てたい

梅崎 これから、どんなことにチャレンジしたいですか?
奥田 いま、札幌の方で、DX学校が自治体と協力して地域のIT人材を育成していくというプロジェクトが進んでいると思うんですが、私のこの地域でも、人材を育成するっていうのは必要なことなので、札幌のように自治体や商工会議所、地域の優良企業など、いろいろなところを巻き込んで、私発信で、地域にIT人材をどんどん育成していくことをしていきたいと思っています。

梅崎 ありがとうございます!
DX学校 八戸校の 奥田さんにインタビューしました。

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